味わう

今の日本では子どもたちまで分刻みで過ごすほど忙しいですね。

皆さま、ちゃんとお食事を味わっていますか?

モンテッソーリ教育の5つの分野の1つに、感覚教育があります。人間が生まれ持った5感をフルに活用し、より研ぎ澄ましていくお仕事です。

人間は幼いころにじっと見て、耳を澄まし、香りに喜び、そっと触って、じっくり味わうという実体験を重ねて、自らを形作っていきます。それが原風景となり今後の人生を豊かに過ごす基盤となります。

イマココでは味覚を楽しむ活動として、おやつの時間を設けいています。

用意するおやつは幼児期の柔らかい敏感な味覚を壊さないように、化学添加物なしのものを選んでいます。

子どもたちの間で人気なのは「芋けんぴ」というさつまいものかりんとうのようなお菓子です。更に前回は重曹やクエン酸を使った昔ながらのラムネを用意しました。

先日入会した2歳の小さな女の子は、今までお菓子を食べたことがありませんでした。

ほとんどの子どもたちは5分位で食べ終わるところを、その女の子は15分くらいかけてゆっくり味わっていました。それは小さな出来事ですが、彼女自身には初めてのドキドキするような経験です。

少し硬かったのでお口の中に含み柔らかくしてから、少しずつ噛んでいました。小さなお口の中で味を確かめ、硬さを確認し、それを食べるためにはどのように顎を動かせばいいのか、どのタイミングで飲み込めばいいのか、試行錯誤していました。

残すかしらと思っていたら、完食しました。素晴らしい!

イマココの子どもたちはおやつが大好きです。

そのおやつが子どもたちの味覚を損なわぬよう、素朴なものを選び、素朴なものこそ味わい深く価値があることに気づけるように子どもたちに働きかけています。

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© 2014 by Koko Sato

 

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