目隠しをして楽しいお仕事

はめ込み円柱という感覚教具あります。

これは一つの台座に10の穴が開いていて、目で穴と円柱の大きさを確認し、各穴にピタリとはまる円柱をはめていきます。そこに円柱がはまらなかったり、ぶかぶかだったりしたら間違いと小さい子どもでも気づいて、入るべきところを自分で見つけることができるようになっています。

どんな子どもたちでも一目見てやってみたくなるモンテッソーリ教育の魅力的な教具の1つです。

それが成長とともに簡単に感じるようになると、少しずつ難しくしていきます。すると、子どもたちはワクワクしてまたそのお仕事に夢中になっていきます。

先日6歳の女の子とはめ込み円柱をしました。

1回めはあまりにも簡単に終えてしまったので、少し難易度を上げて、アイマスクを勧めました。彼女はかわいいアイマスクに喜び、ドキドキしながら目隠しではめ込み円柱に挑戦!

今度は目で大きさを確認できません。

穴の場所を手探りで見つけ、指先で穴の円周をなぞって穴の大きさを確認します。

それからその穴にぴったりはまる円柱をまた手探りで探します。

気持ちのよい緊張感に包まれましたよ。

目が見えなくても手の感覚だけではめていけることを、彼女はとても喜んでいました。

目隠しをしてこうした感覚教育のお仕事をすると、口数が減り、小さな子どもたちでも次第に精神集中していきます。

モンテッソーリ教育の感覚教育ではこの目隠しでの活動をたびたびとりいれます。

子どもたちは目隠しをしても、手で形や大きさ、重さ、感触、音、香りを確認して、そのたびに五感を研ぎ澄ましていく自分が嬉しくて、自分を大好きになっていくのです。それは単純な活動ですが、子どもたちの人格形成の基盤となる自己信頼感を育てる貴重な体験となるのです。

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