運動は大切

モンテッソーリ教育は、実は運動能力を育む教育だということをご存知でしたか?

もちろん体操教室のように跳び箱を飛んだり、逆立ちをしたりはしません。ボールを投げたり蹴ったりということもないし、勝負の世界とも無縁です。

モンテッソーリ教育の運動とは、日常生活で行われるごく普通の動作を表しています。たったそれだけ、されど日常生活の練習です。

例えば、歩くということ。当たり前の事のように思われる運動ですが、モンテッソーリ教育では意識して歩くことを勧めます。姿勢を良くして、かかとからつま先を意識しながら歩くのです。自分の身体をコントロールしながら、静かにまっすぐ前を見て意志を持って歩きます。だんだん上手になってくると、線の上を歩いたり、水の入ったカクテルグラスを持ったり、頭にお手玉を載せて歩いたりと次第に難易度が増していきます。このトレーニングは意外と強い精神力を養います。そして、歩くことを意識できるようになった子どもはまるで一人前の大人のように振る舞い、そんな自分を誇りに思います。

先ほど勝負の世界と書きましたが、この場合は自分との戦いに勝つ、すなわち己に克つというのがふさわしいと思います。

また、つまむという動作です。モンテッソーリ教育のクラスでは小さなお豆をそれぞれのお皿に分けたり、シールをはったり、針を持って縫うなど、あらゆる活動でつまむ動作をくりかえします。つまり親指、人差し指、中指の3本指を意識して使えるように練習します。

私たち人間は道具を使う動物です。人間にのみ与えられたこの特権を大事にしましょう。3本指を器用に動かせた方が道具を上手に使いこなすことができます。何より、鉛筆を持つための手の準備につながることを覚えておいてくださいね。

などなどモンテッソーリ教育における運動をほんの少し例を挙げて説明してみました。モンテッソーリ教育の運動とは人間の営みの中で必要な精神力と使える身体を形作ります。それをしっかり幼い時期に育むと、それを基盤に子どもたちは今後の生涯に渡る知的活動(分かりやすいところで学校生活)に自信を持って積極的に取り組んでいけるのです。つまり、モンテッソーリ教育での運動は知的な活動の一環にあり、洗練された文化的な生活を送るのに非常に役に立つのです。

Recent Posts
Archive
Search By Tags
糊貼り
縫う
縫う
あけうつし(箸)
洗濯ばさみを使う
蓋の開け閉め
スポンジ絞り
机を洗う
机を拭く
洗う
コーヒー豆を挽く
金属磨き
エプロンをたたむ
コーヒー豆のくずを集める
にじみ絵
色水実験
ピンクタワー
ピンクタワーと茶色い階段
幾何立体の籠
色付き円柱
二項式の立体
絵合わせカード
砂文字
鉄製はめこみ
10のビーズづくり
紡錘棒箱

© 2014 by Koko Sato

 

スクリーンショット 2018-09-17 21.25.27.png